ササニシキやコシヒカリ、つや姫などのルーツとなった庄内町発祥の米である森多早生が「見ごろ」を迎えています。
森多早生は1913年、同町廿六木の森屋多郎左エ門が「東郷2号」の変種を選抜しつくり出した品種で、近代品種「農林1号」の親となりました。
JAあまるめでは森多早生の種子を受け継ぎ、後世に残していこうと毎年発祥の地である廿六木地区の高梨是男さんに栽培を依頼しています。
森多早生は芒(のぎ)が長く、出穂が終わると圃場一面が白くなります。今の時期がちょうど見ごろ。収穫した米は酒造りに向けるほか、今年度より玄米での販売も行います。